韓国除籍翻訳時には登録基準地の変更に注意

 韓国では道路名住所法施行後に登録基準地(本籍地)の多くが道路名住所に合わせて里洞表示から道路名標示に変更されましたが、除籍謄本の取り寄せや翻訳の際にはほんの少し注意しておかなければなりません。

 というのも、現在の家族関係登録簿上は道路名住所に更正されている登録基準地でも除籍の登録上では里洞住所のままになっているからです。

 現代の外国語翻訳においては、効率化の上でコピーアンドペーストを多用することがしばしばありますが、このような際に家族関係登録簿上の登録基準値をついコピペしてしまうと翻訳が誤訳となってしまいます。
 まあ、ちゃんとした翻訳会社では、翻訳の校了までに二度見三度見を行っているのでまず問題ないでしょうけれども。