韓国語の翻訳会社の実力は過去の実績に基づいた情報力にあると言って過言ではありません。
韓国の電算運営責任官の氏名などもそのひとつです。
韓国の電算情報中央管理所の責任官変更は比較的少なく4年に一度程度なのですが、それでも人事に変更があると翻訳会社はバタバタいたします。
というのも、せめて電算運営責任官の氏名はなんとか漢字で訳出したいというプライドが翻訳者にはあるからです。法的な必要はない、しかし、実力は主張したいといったところでしょうか。
しかし、運営責任官が変わって当初のうちは、なかなか漢字の情報を得ることができません。
無料で(ただで)、インターネットで調べたくらいでは、調査できるはずがありません。
もちろん、多大なコストと時間を掛けて調べるのです。
それでも、変更になった当初は、涙を飲んで、カタカナ表記をすることもあります。
しかし、人事が変わってかなり経過した平成26年にもなって、「ピョンヘギョン」または「ピョンヒェギョン」などとカタカナで書かれていたら、三流なのかもしれません。
前の責任官の氏名で「呉 セハ」と訳出しているものも、あまり良くありません。
ただ、業者さんからのご依頼については、顧問契約を交わしているを除き、カタカナ表記をすることもあります。
ノウハウの仕事ですから。