韓国語の翻訳において、住所名や韓国人姓名や日本人氏名などの固有名詞については漢字圏以外の国の言葉に翻訳する場合には「読み(発音)」に頼るしかありません。
韓国語・朝鮮語の発音をローマ字表記する場合には、大韓民国文化観光部長官が告示した「文化観光部2000年式(ぶんかかんこうぶ2にせんねんしき)」という規則を使うことが翻訳者の間で一般化しています。
文化観光部2000年式は「国語のローマ字表記法(국어의 로마자 표기법)」として2000年7月1日に大韓民国文化観光部長官が告示した朝鮮語のラテン文字転写に関する規則です。主に大韓民国でのルールであり同じ朝鮮語のローマ字ルビでも朝鮮民主主義共和国では違う表記法がつかわれています。