平成28年新春にあたり申請支援センターよりひと言ご挨拶申し上げます。
旧年中は、在日韓国人の方の帰化申請や相続手続き、日本の戸籍の父母欄の訂正のための韓国家族関係登録簿証明書(除籍謄本を含む)の翻訳のご依頼を多く受任させていただき、心より感謝しております。
思えば、平成29年と申しますと、韓国戸籍制度が廃止された平成20年からもう9年目となり、世の中に韓国戸籍が存在していた時代からすると、隔世の感を禁じ得ません。
さらに新しく始まった家族関係登録簿制度さえ、韓国国民のレジストリ上の利便性の面から、様々な部分で見直しがなされ、家族関係の登録等に関する法律自体がすでに2008年に施行された時のそれとは違うものとなってきました。
帰化申請でも、韓国戸籍の翻訳でも、韓国戸籍制度があった時代には、まだ行政書士ではなかった方や、まだ存在していなかったホームページも、きら星のごとく現れ、みなさんそれぞれに一生懸命がんばられ、インターネットのバーチャル世界においては、群雄割拠する時代となって来ました。
インターネットの黎明期には、まさに「バーチャル=仮想現実」という言葉があてられていましたが、今や「現実」と同化したものと言えるかもしれません。
しかし、この「現実」は非常に移り変わりやすい「現実」です。
数年から5年といった期間で、一旦良い時期が来ても、あっという間に消えていってしまう「現実」であることを、10数年前のライバルサイトさんなどを拝見している中で、痛感しています。
このような時代でも、みなさまから需要を賜りなんとか地道に生き残らせていただいているものも、申請支援センターが、常に法律や制度をはじめ世の中の変化に敏感に対応してきましたの賜物であると、常に感謝いたしております。
この2017年も、どのような変革が待ち受けているか、様々に予想しつつ、また、できる限り早く対応しながら、最新の情報を発信していきたいと考えています。
しかし、世の中が変化しても、法務上の重要な基本姿勢は本来変わるものではありません。
基本を大切に守りつつ、時代に対応できる事務所でありたいと願っている次第です。
平成29年も、韓国家族関係登録簿証明書、除籍、戸籍の翻訳については、どうか申請支援センターを御贔屓いただきますようお願い申し上げます。
●平成29年の韓国語戸籍翻訳・帰化申請のご依頼は下記リンクをご参考になさってください。