戸籍毎に異なる韓国領事の表現に注意して翻訳する事が必要

 現在は大阪市の難波にある駐大阪韓国領事館。
 韓国語翻訳の際には、その表現に注意しなければなりません。

 韓国の様々な戸籍申告(今では家族関係登録簿整理と言うべきでしょうか)や戸籍整理(今では家族関係・・・、やめておきましょう)をした際には、本籍地(登録基準地)の家族関係登録簿に「送付者」として駐日領事が記載されます。

 しかし、領事についての表現は、韓国の地方により面事務所毎に、あるいは同じ面事務所でも戸籍毎に、もっというと同じ戸籍であっても記載毎に異なるというのが日常茶飯事です。

 駐大阪韓国領事館ひとつとっても、駐大阪韓国総領事、大阪駐在韓国領事、在大阪大韓民国総領事、駐日総領事など様々な名称があります。本来は権限者名ですので、「総領事」で終わるべきですが「総領事館」となっていることもあります。駐大阪総領事館、とか。

 また、時代によっては、その時代の名称である駐日代表部大阪事務所という記載もあります。
 「大阪」がテパンとなったりオオサカとなったり最新ではオーサカとなったりするのは、もはや情報価値さえない常識です。

 朝の4時頃まで翻訳していると、考える力が低下してきて、ロボットのように自動で手が動きだし、「주대판」の「주(駐)」あたりを見ただけで翻訳を打ち込んでしまうことがあり、翌日の三度見の際に訂正箇所が増えて閉口することがあります。

 翻訳漬けの毎日ですが、手を抜かずにキリッとしとかないといけませんね。