韓国の除籍謄本にはさまざまな種類があります。
実際には韓国語の除籍謄本には様々な様式があるのですが、おおまかには以下の除籍謄本に大別されます。
- 韓国電算化除籍謄本
- 韓国手書横書除籍謄本
- 韓国縦書除籍謄本
なお、申請支援センターが便宜上、「手書横書除籍謄本」と呼んでいるものには、実際には「本当に手書きの除籍」と「タイプ打ちの除籍」があります。
また、同じ手書除籍謄本でも、フォーマットが違ういくつかの書式があります。
しかし、手抜きの翻訳者の場合には、全て同じフォーマットで仕上げる方が多く居ます。
提出先の人は何が何だか、わからなくなります。
とくに、同じ用紙を持っていて、それをコピーした用紙に、「手書きで」翻訳を書き込んでいる人の場合に、とりわけ手抜きが顕著です。今どき、手書き除籍謄本ならぬ、「手書き翻訳」というのも、その時点で向上心がありません。「間違いなく、2流」です。
少々の間違いは、わかっていても訂正しない、というとんでもない方まで居られます。手書きは間違えるとやりなおすのが大変なので、どうしても、そのようになるのです。
「縦書除籍謄本」には、手書きしか存在しません。
しかし、こちらも非常に多くのフォーマットが存在し、それを大別すると、3種類の縦書除籍謄本となります。
縦書除籍謄本の場合にも、無理やり自分の持っているフォーマットに合わせる翻訳者の方が沢山います。横書き除籍謄本よりも多いかもしれません。
中には、縦書除籍謄本なのに、無理やり横書きで翻訳を作る方も知っています。
A4版縦長のフォーマットを横倒しにして、A4版横長の表にして、そこに横書きで打ち込んでいくのです。見た目だって非常に格好悪いですね。
ただ、韓国語除籍謄本の翻訳において、フォーマット、つまり書式を原本に從って、できるだけ狂いなくつくることには、「恰好」の問題よりも、もっともっと重要な理由か存在します。
だからこそ、正確なフォーマットで翻訳していない翻訳者は「間違いなく、2流である」とまで、言い切ることができるのです。
その大事な理由については、また後日お話しいたしましょう。
参考リンク:
韓国除籍謄本の取り寄せと翻訳
提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」