韓国家族関係登録簿記録事項証明書(韓国戸籍)を取得に行く駐日本国大韓民国大使館や駐大阪韓国総領事館などの在日公館では基本的に赴任地である日本の休日カレンダーが適用されます。
しかし、韓国の祝祭日の中でも重要なものは在外公館にも適用され韓国大使館や領事館も休館となります。
そのひとつが光復節。
戦時中の日本統治の時代からの解放を”光復”と捉えられるのは、日本人としては一抹の寂しさを禁じ得ませんが、お隣の台湾でも古い除籍謄本に光復の表現を見かけますから、韓国人や台湾人の方の心情の中に辛い時代だったという記憶があることは紛れも無いことなのでしょう。
また、父母や祖母の話からすると戦争中は、日本人としても辛い時代だった事は間違いありません。
つまり、太平洋戦争の時代は、日本人にとっても東アジアの人々にとっても辛い”闇”の時代だったのです。
戦争という闇の時代からの復帰という意味では、日本にとっても光復と言って良いでしょう。
日本からの解放でなく、戦争の時代からの解放。
それが光復。
毎年、終戦記念日を前に盆休み無しで帰化申請の仕事をしながら、そう考えて自分をなだめています。
2017年8月韓国大使館韓国総領事館休館日
8月11日(金) 山の日
8月15日(火) 光復節(韓国)